2022/06/07
こちらは、ロールプレス用の軸受けフレームの軸穴を、当社が保有する大型ターニングセンタで精密加工を施した技術提案事例になります。
お客様より、「5tの大型ロールプレス用の軸受けフレームの製造を検討しており、他社に依頼したが、加工可能な設備を持っていないということで断られた」という経緯で、当社にご相談がありました。
検討されている製品は、重量が5t、サイズが2,000×1,500という大変大きなもので、この製品を加工できるような大型機械加工設備を保有している部品加工メーカーはほとんどありませんでした。
当社は、最大径Φ2,800のワークを加工できるターニングセンタや幅3,500×長さ8,000×高さ2,200の加工能力をもつ門型マシニングセンタ(5面加工機)を保有しているため、ご依頼いただいた本製品を無理なく加工することができました。
本製品のような異形状の製品を回転させながら精度よく加工するのには、ただ設備を持っているだけでなく、高い技術力が要求されます。当社ではサイドバイスを使用して固定することで、摺動性が重要となる軸受けの軸孔の要求精度を満足させています。
本事例のポイントは、当社が製缶加工メーカーでありながら、最大加工径φ2,800の大型ターニングセンタや門型マシニングセンタといった大型機械加工設備を保有しており、且つ精密に加工するノウハウも持ち併せている点です。主軸にアンギュラヘッドを取り付けることにより、ターニングセンタであれば横からの加工が、門型マシニングセンタであればワンチャックで精密な5面加工が可能になります。
製缶加工・装置受託センター.comを運営する株式会社ヤマウラでは、ターニングセンタや門型マシニングセンタの他にも、最長7,000mmのワークを加工できるNC長尺旋盤やNC横中ぐりフライス盤、20tクレーンなどの大型設備を多数保有しております。大型製缶加工や大型機械加工なら、当社にお任せください。
こちらは、規格に合わせて塗装を4,5回も行わなければならなかった部品に関して、材質をSSからSUS系に変えることで塗装工程をなくしてリードタイム短縮につながった提案事例です。
2021/09/18
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