2022/04/26
最大10mのワークまで測定可能な3次元測定器により、組付け後の大型装置部品の位置・寸法の測定精度を向上させた事例をご紹介いたします。
お客様より、「大型製缶品の測定が必要で他社に依頼したが、対応可能な測定設備を持っていないということで断られた」という経緯で、当社にご相談がありました。
通常、数mクラスの大物・長物の製缶加工品を測定するためには長尺ノギスが必要になります。
しかし長尺ノギスの測定は、①測定誤差が生じやすい(0.01台での測定は困難)、②2人がかりで測定する必要があり測定工数がかなりかかる、③3次元の測定ではないため測定できない形状があるといった欠点があります。
当社はキーエンス製のワイドエリア3次元測定器を導入しており、最大10mの大物・長物の測定が可能です。
よくある三次元測定器のように固定式ではなく移動式であるため、①検査測定精度の向上、②斜め等形状的に測定が難しい箇所も測定可能といったメリットがあります。
装置部品組付け後の寸法や位置精度の測定も可能で、水平度・直角度等の水準出しにも問題無く対応しています。
ワイドエリア三次元測定器の導入により、検査工数の削減および品質保証を実現することができ、お客様から喜びの声を頂くことができました。
こちらの測定器は、溶接後のひずみ測定や組付け治具の寸法測定のほか、工作機械にチャックした状態での測定も可能であるため、リードタイムの短縮にも貢献できます。
株式会社ヤマウラでは、他社では難しい数mクラスの大物・長物の測定も問題無く可能ですので、製缶加工・機械加工から品質保証まで確実に対応してほしいという場合は、ぜひ当社にご相談ください。
こちらは、部品点数が多い量産品の全数検査が必要だった案件に対して、3Dレーザースキャナを用いることで対応した技術提案事例です。
2021/09/24
こちらは、作業者2名で対応していた膜厚検査を、自動音声入力ソフトを導入して作業者1名で対応することで、コスト削減を実現した技術提案事例です。
2021/09/24
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