大型リフティングジャッキ(鉄道車両用)
事例分類 | その他 |
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業界 | その他 |
材質 | SS400 S45C S55C HBsC3 CAC403 |
寸法(幅×長さ×高さ) | 1000L×2000W×3150H |
重量 | 2.5t×4台 |
加工方法 | 分解整備 製缶加工 洗浄・塗装 計装 機械加工 |
こちらは、リフティングジャッキです。本装置は、製鉄所の構内で原材料(石炭、鉄鉱石)の運搬作業を行うディーゼル機関車のメンテナンス時に使用し、ギヤードモーターを動力に車両を昇降させる装置になります。
4台一組で使用し、昇降可能な重量は80t。50年以上前に製造されたもので、機関車を運行している製鉄会社の関連会社のご依頼で初めて分解整備(オーバーホール)を実施しました。整備では、昇降用100Φのスクリュー軸(S55C)、雌ネジ(HBsC3)、安全ナット(CAC403)に摩耗が見つかり、機械加工で新規に製作。また装置の転倒防止のためにフレームベースを延長する改造工事やリミットスイッチなどの計装部品の交換も行いました。現在引き続き2基目を整備中です。
当社では、このような10tクラスの大型製缶加工にも問題なく対応可能な設備を取り揃えております。また、コンクールでも受賞するようなハイレベルの溶接技術を持った職人が多数在籍しており、大型製缶品の高精度溶接にも対応しております。大型装置の製造でお困りの方は、製缶加工・装置受託センター.comまでお問い合わせください。