2021/09/23
こちらは、高さ8m級の製缶加工品の組立に対して、工場内の地下ピットを用いて対応した技術提案事例です。
お客様からは、高さ8mほどの背の高い製缶加工品の製造依頼をいただきました。
しかし高さ8mとなると、当社工場においても天井クレーンでは屋根下では組み上げることができませんでした。
お客様も他の会社に度々断られており、どうにかできないかということで、広大なストックヤードを持つ当社にご依頼いただきました。
そこでヤマウラでは、工場内の開閉式の地下ピットを用いて、高さ8mの製缶加工品の組立に対応いたしました。
当社では、工場のストックヤードにて、開閉式の地下ピットを築造しています。この地下ピットは、インフラ設備として用いられる除塵機の機能確認の際にも使用されますが、このピットから装置を組み立てることで、高さ8m以上の製缶加工品であっても縦組みすることが可能となります。
地下ピットを用いた結果、無事に8m級の製缶加工品の縦組みを行うことができました。またこの地下ピットは、当社が自前で工事を実施して製造したものです。
ヤマウラでは地下ピットのみならず、工作機械のベース部分を工場内に埋め込むことでより効率的な生産を行うなど、お客様に付加価値を提供するべく様々な創意工夫を凝らしています。自社で工事も行うことができるからこそ、独自のノウハウを蓄積することができました。
高さ8m級の製缶加工品の組立でお困りの方は、ぜひ製缶加工・装置受託センター.comまでお気軽にお問い合わせください。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。