2021/09/24
こちらは、部品点数が多い量産品の全数検査が必要だった案件に対して、3Dレーザースキャナを用いることで対応した技術提案事例です。
お客様からは、部品点数の多い量産物の製缶品のご依頼をいただきました。
しかしその点数が非常に多かったのにも関わらず、全数検査が必要な部品でした。
作業員が全数検査をしていると、お客様の納期にも間に合わず、また作業員による目視の検査ではどうしても検査ミスが発生しかねない状態でした。
そこでヤマウラでは、Leica製の3Dレーザースキャナ”RTC360”を用いて全数検査を行いました。
こちらの3Dレーザースキャナは、本来は山林での測量の際に使われるようなレーザースキャナですが、こちらの3Dスキャナを介して設計図と照合することが可能です。
そのため、事前に量産品のデータを読み込んでおき、その後レーザースキャナで製品をスキャンして照合。欠品や加工ミスを即座に判定することができるようになります。
この3Dレーザースキャナを用いたことで、作業員だけではとても不可能だった量産品の全数検査にも対応することができました。
ヤマウラは、エンジニアリング事業の他にも土木業も行っております。そこで培ったノウハウを活かすことで、製缶加工においても、より効率よく高精度の測定・加工を実施することが可能です。これは、土木業も行っている当社だからこそできることだと考えております。
量産品の全数検査が必要な場合は、まずは製缶加工・装置受託センター.comまでご相談ください。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。