2021/09/18
こちらは、15tクラスの大型鋳物の製造に困っていた方に対して、鋳物の一体製造から溶接による製缶加工に工法転換して製造対応した技術提案事例です。
お客様からは、15tクラスの大型鋳物の製造をご依頼いただきました。こちらは半導体製造装置に使用される鋳物品で、従来は別の鋳物メーカーに製造を依頼していました。しかしメーカーが対応不可となり、どこも対応できる会社がなく困っていたとのことでした。
サイズが図のように、6×2.5mという大型鋳物製品で、鋳物メーカーであっても対応するのが難しい製品でした。また15tという非常に重量もある製品のため、一般的なメーカーでは製造はもちろんのこと、搬送も困難な製品でした。
そこでヤマウラでは、鋳物の一体製造から溶接による製缶加工に変更することをご提案いたしました。
大型鋳物の製造は当社でも対応しておりませんが、厚板の溶接による構造に変更することで、当社でも対応可能となります。
鋳物から製缶加工への工法転換により、無事に製品製造することができました。
当社では、6m以上の大型製缶加工品の製造にも対応することができます。また製造だけでなく、20tクレーンによって搬送にも対応可能です。工場内の製品搬送は、クレーンの耐重量に依存されますが、当社では20tクレーンも保有しておりますので、15tクラスの大型製缶加工品であっても社内で一貫製造することができます。
15tクラスの大型加工品でお困りの方は、まずは製缶加工・装置受託センター.comまでご連絡ください。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。