2021/09/19
こちらは、溶接指示でいただいた液晶検査架台の製造において、溶接から塗装+ビス止めに変更することで、錆汁発生を防止した高品質製缶加工品の製造を行った技術提案事例です。
お客様からは、大型架台製造のご依頼をいただきました。
用途を詳しくお伺いすると、液晶関連製品を取り扱う液晶検査架台のため、絶対に錆汁が発生してはいけないとのことでした。しかし図面の通りに断続溶接で製造してしまうと、製品内に湿気が入ってしまい、やがて錆汁が発生してしまう恐れがあります。
また、断続溶接ではなく連続溶接にすることで錆汁発生を抑える方法もありますが、連続溶接で製造してしまうと歪みが発生してしまい製品にならない場合もあります。
そこでヤマウラでは、溶接からビス止めに変更することをご提案いたしました。
ビス止めに変更することで、ビスも部品も塗装をすることができます。そのため、高精度な組み立てを行いつつ、錆汁の発生も防止することができます。
溶接から塗装+ビス止めに変更ことで、錆汁が発生する恐れがなくなり、高品質な架台を製造することができました。
当社では溶接でもビス止めでも、どちらでも製造に対応することができますが、お客様の製品の使用用途にあわせてより良いご提案ができるのが当社の強みだと考えております。塗装が必要な場合であっても、当社では大型の塗装設備や広大なストックヤードがございますので、10mクラスの大型製缶加工品であっても問題なく対応することができます。
大型製缶加工品のことでお困りの方は、製缶加工・装置受託センター.comまでご相談ください。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。