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【提案事例】焼き付け窯に入らない大物製缶品の、塗装仕様変更

2021/09/24

 

こちらは、製品サイズに合わせて塗装仕様の変更を提案した事例になります。

Before:製品サイズが大きいため焼き付け塗装ができない、、

 お客様から頂いた仕様は、製品を焼き付け窯に入れて焼き付け塗装をするというものでした。

 焼き付け塗装というのは、100℃~200℃の高温で加熱することで塗装被膜(塗膜)を硬化させるという塗装法になります。しかしながら、ご依頼いただいた製品サイズが大きく、焼き付け窯に入らないことが判明しました。

 そこで、どうすればお客様のご要望を叶えられるか社内にて検討を重ねました。

After: 常温硬化型塗料の仕様により解決! コストダウンも実現!

 そこでヤマウラでは、焼き付け塗装ではなく、常温硬化型塗料による塗装を提案いたしました。

 常温硬化型塗料は、その名の通り常温で硬化する塗料ですので、当然焼き付け窯は不要になります。

 この仕様変更により、社内で塗装を実施することが可能となり外注する必要がなくなったため、 横持輸送費分のコストを削減することができました。

製缶加工から機械加工・塗装まで! 万全の一貫製造体制

 今回、お客様のご依頼に沿う範囲で塗装仕様の変更を提案し内製化したことにより、外注および横持輸送費分のコストダウンを実現しました。

 ヤマウラでは、こうした内製化や加工方法の創意工夫により、様々な製品・部品においてVA・VE提案を行ってきた実績がございます。当社は、材料調達~製缶加工~溶接・組立~熱処理~機械加工~塗装・めっきまで一貫対応することが可能です。 なお、外注にはなりますが、焼き付け塗装にも対応しております。

 塗装をはじめとする表面処理にお困りの方は、製缶加工・装置受託センター.comまでぜひご相談ください。

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